ジョージア州の田舎町で少年の惨殺事件が起こり、すぐに容疑者が浮上するが…
刑事たちは2つの場所に同一人物が現れるという不可思議な事実に直面する。
そして容疑者テリーが襲撃され亡くなるというショッキングな展開に。
その後はややスローペースになるのだけど、何か起こりそうな雰囲気に満ちていて引き込まれる。
特に中盤あたりに探偵ホリー・ギブニーが登場し“それ”の存在が明らかになってからが面白い。
主人公の刑事ラルフは超常現象といったものに懐疑的なキャラクターなんだけど、徐々に信じざるを得なくなっていくまでが丁寧に描かれていて興味深かった。
そして終盤、“それ”のターゲットとなったバーの用心棒クロードを守るため、ラルフとホリーをはじめとした関係者が集結するとこめっちゃ好きやわ。
渋いおっさんたちが束の間だけどわちゃわちゃして少し和んだし、みんなが覚悟を決め“それ”に対峙しようとするのもイイ。
でも最終話、心を操られたジャックに銃撃される展開はしんどかった。
結局助かったのはラルフとホリーとユニス、そしてクロードだけ。
それでもなんとかジャックを倒し(最後は自殺)ついにラルフとホリーが“それ”と対決するため洞窟へ入るんだけど、“それ”が思った以上にあっけなく倒されちゃって拍子抜けだったわ。
でもどっちかって言うと超常現象的な物より人間ドラマに重きを置いてる作品だったのでこれはこれでアリだと思う。
そしてめちゃ地味渋だけど魅力的な俳優ばかり出てきて最高だった。
ベン・メンデルソーンは主人公の刑事ラルフ・アンダーソンを演じてるんだけど、息子を病で亡くした悲しみや、テリー銃撃犯の少年を射殺したことによる心の傷を抱えた刑事をリアルに演じていてやっぱ素晴らしかった。
ホリー役のシンシア•エリヴォ(『ウィキッド』の緑の魔女)やラルフの妻役メア・ウィニンガムも良い。
それから最初の2話しか登場しないけどテリー役ジェイソン・ベイトマンもめっちゃ印象的。(最初の2話の監督も務めてる)
他にもビル・キャンプ、ユル・ヴァスケス、パディ・コンシダイン、ジュリアンヌ・ニコルソン、さらに終盤クロードの兄役でマックス・ビーズリー出てきてちょいテンション上がったわ。
あと最後の最後に続きがあるような思わせぶりなシーンがあったんだけど、結局S2は作られなかったんだよね。
まぁこれでちゃんと完結してるから問題ないけどね。

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