スターウォーズシリーズは大昔にユアン目当てでオリジナル3部作→プリクエル3部作を見たぐらいだったんだけど、去年マッツ目当てで「ローグ・ワン」を見てけっこう気に入ったんだよね。
10年ぐらい前に公開されたプリクエルとオリジナルの間、エピソード4の前日譚にあたる作品。
スターウォーズらしさはあまり無いんだけど、名もなき英雄たちのまさに命がけの戦いが丁寧に描かれた良作だった。
なのでこのドラマも気になるのでスターウォーズそんなに詳しくないけど、わからない部分はネットとかで調べつつ見る事に。
「ローグワン」に至るまでの約5年間を、のちに反乱軍の情報将校となるキャシアン・アンドーをメインに反乱軍側、帝国側、様々な視点で描いてある。
こういう群像劇的な人間ドラマは好きなのだ。
ただシーズン1序盤はちょっとスローペース。
最初はキャシアンただの盗賊だし、物語もなかなか動かないし。
でも謎の男ルーセンの登場、さらに中盤の刑務所回あたりから徐々に面白くなってきた。
帝国側も保安局内での権力争いだったり人間関係がしっかり描かれていて興味深い。
上昇志向の強いデドラ・ミーロと成り上がろうとするシリル・カーンこの二人が特に気になる。
そしてシーズンファイナルの12話が素晴らしかった。
キャシアンの義母マーヴァのホログラムでの演説が帝国への反乱の火をつけるという展開が泣けたよ。
そしてシーズン2は3話ごとに1年進み、合計12話で「ローグ・ワン」の直前までの4年間を描いていく。
最初の3話はキャシアン関連の話にあんまり動きが無くて、やや微妙に感じる部分もあったかな。
でも最近ベン・メンデルソーンにハマってるから、ナチスを思わせる秘密会議に登場したクレニック長官にはテンション上がった!!
「ローグワン」では中間管理職的立場にちょっと同情しちゃう面もあったけど、上司不在のこちらではめっちゃイキイキとパワハラ上司してたわ。
あとデドラ&シリルがカップルになってたのはびっくりだったけど意外とお似合いかも。
続く4~6話。
帝国側のシリルは真の目的を知らされないままデドラの指示でゴーマンのレジスタンスに嘘の情報を吹き込む。
一方内通者のヤングからゴーマンでの帝国の不穏な動きを知ったルーセンはキャシアンをゴーマンへ送り込む。
両者の動きが活発になりいよいよ面白くなってきた。
ゴーマン以外にもクレイジーなソウ・ゲレラだったり、クレヤがスカルダンに仕掛けた盗聴器を回収するシーンだったり見ごたえあった。
クレヤ、ただのルーセンの助手だと思ってたらルーセン以上に熱い部分もあってなんだか気になる。
7~9話はとにかく圧巻。
じわじわと緊張感が高まり、ついに起きてしまう「ゴーマンの虐殺」。
帝国側の策略にはまり、いとも簡単に命を奪われていくゴーマンの人々の姿が切なすぎる。
スターウォーズというSF世界での話なのだけれど、現実世界でもありそうでめちゃくちゃヘビー。
あとデドラに裏切られ、ずっと追っていた男(キャシアン)に「お前は誰だ?」って言われて死んじゃうシリルがめっちゃ不憫やったわ。
続く9話のモン・モスマの演説とコルサント脱出も見ごたえあった。
ラスト「ローグ・ワン」へと続く10~12話。
正体がばれ大義のため自ら命を絶とうとするルーセンと、父親のような存在であり同士でもあるルーセンの延命装置を外すクレヤ。
二人の過去と共に描かれていてめちゃくちゃ切なかった。
その後クレヤをキャシアン、メルシ、K2(この3人がカードで遊んでるとこは和んだ)が救出しにいくとこはハラハラしたけど面白かったな。
それからクレニックがデドラを尋問するシーンも緊張感あってめっちゃ印象的。
クレニックがデドラの頭に指を乗せるとこがベン・メンデルソーンのアドリブだったなんて最高やわ。
そしてそのままローグワンへと地続きとなるエピローグ。
任務へと向かうキャシアンの姿に、これまで犠牲となった人々の姿が重なり感傷的になってしまう。
でも最後、赤ん坊を抱くビックスと無邪気に遊ぶビーに希望を感じられて良かったよ。
あとシリーズ通して映像や衣装、音楽などのクオリティがドラマとは思えないぐらい高いし、キャシアン役ディエゴ・ルナ、ルーセン役ステラン・スカルスガルドなどなど出演者の演技も素晴らしかった。
そんでこの後また再び「ローグワン」を見たくなってしまったよ。

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