映画『ANORA アノーラ』

原題:Anora(2024年アメリカ)

『フロリダ・プロジェクト』のショーン・ベイカー監督作。
ストリップダンサーのアノーラがロシアの御曹司と結婚したことで騒動に巻き込まれる。
カンヌ映画祭のパルムドールを受賞、アカデミー賞でも作品賞など5部門受賞しています。

これはちょっと過大評価な気がしちゃったなぁ。
つまらなくはないけど、性描写が無駄に多すぎだし、登場人物がひたすらわめいてる感じでめちゃ疲れた。
中盤、イヴァンを探す4人の珍道中はおじさんたちのポンコツ具合が笑えたしけっこう好きだったけどね。

ただアノーラのキャラは最後まで刺さらず。
彼女の行動や言動にリアルさを感じられなかった。
一方のイゴールは共感しやすくて良いキャラだけど、ちょっと作為的であざとさを感じてしまったな。
そしてラストのビターさは嫌いではないけど、なんかモヤっと違和感あり。
まぁイゴールとハッピーエンドみたいなオチにならなかったのは良かったけど。
結局、私には合わない作品だったみたいだ。

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