映画『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』

原題:A Complete Unknown(2024年アメリカ)

有給使って映画館のサービスデイに2本続けて見てきた、まず1本目はこれ。
IMG_6993.JPG
『ウォーク・ザ・ライン』や『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド監督作。
ティモシー・シャラメが若きボブ・ディランを演じた伝記映画です。

伝記って言っても描かれてるのはボブ・ディランがフォーク・シンガーとして成功をおさめ、その後ロックなどまざまな音楽を取り入れ作風を変化させていく5年間ほど。
激動の60年代を背景にボブ・ディランの才能やカリスマ性、そして破天荒さをしっかりと魅せていく、ジェームズ・マンゴールド監督らしい堅実な作品になっていた。

ボブ・ディランについては有名曲を少し知ってるぐらいだったんだけど、名曲だらけでめっちゃ楽しめたなぁ。
そしてシャラメが吹き替えではなくちゃんとギター弾いて歌ってるってのが凄い!!
しかもちゃんとディランになりきってる。
アカデミー賞の主演男優賞エイドリアン・ブロディも凄かったけど2回目やし、シャラメで良かったんちゃうって思ったわ。
それからジョーン・バエズ役モニカ・バルバロやピート・シーガー役のエドワード・ノートンも素晴らしかった。

あとジョニー・キャッシュが出てくるから同じくマンゴールド監督作『ウォーク・ザ・ライン』を思い出したな。
今回の役者さん、ホアキンよりカッコいい。

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

この記事へのコメント