アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたドイツ映画。
監督はイルケル・チャタク、主演はレオニー・ベネシュ。
若い女性教師カーラが盗難事件の犯人を捜すために盗撮してしまったことで事態は思わぬ方向へ。
仕事熱心で生徒たちからも信頼されてたはずのカーラだけど、最初の対応を間違ってしまったがゆえにどんどんと追い込まれていく。
良かれと思ってしたことが次々裏目にでる展開にめっちゃ胃がキリキリ。
学校という閉鎖的なコミュニティの中での様々な問題(経済格差や人種)や人間関係が絡み合い事態はさらに混沌としていき、結局何も解決しないまま終わるのがリアル。
けっこうヘビーだけど作品としての完成度が高くて緊張感が途切れず、めっちゃ見ごたえあったし面白かった。
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