映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

原題:Killers of the Flower Moon(2023年アメリカ)

マーティン・スコセッシ監督が実話をもとに、1920年代のオクラホマ州オーセージ郡で起きた先住民族の連続殺人を描いたサスペンスドラマ。
レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ共演。

石油利権と先住民族への差別から起きた凄惨な事件を加害者視点でじっくりと描いたこの作品。
人間の醜さや愚かさをこれでもかと見せつけられてシンドイけど目が離せない。
加害者視点で描かれてるからこそ、その恐ろしさがより際立ってるように思う。
とにかく濃密で見ごたえあって後からこれ206分もあったのかと思うぐらい長さを感じなかったよ。

ディカプリオ、ちゃんとしたらイケメンなはずなのに愚かで哀れな人間を演じるのがうますぎる。
若い頃も好きだったけど、今のディカプリオの方がさらに好き。
善人面した悪人を演じるデ・ニーロもハマり過ぎで最高。
そしてディカプリオの妻で先住民族のモリーを演じたリリー・グラッドストーンの凛とした眼差しも印象的で素晴らしかったな。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン - Martin Scorsese, Martin Scorsese, Dan Friedkin, Bradley Thomas, Daniel Lupi, Martin Scorsese, Eric Roth, Leonardo DiCaprio, Robert De Niro, Lily Gladstone, Jesse Plemons, Tantoo Cardinal, John Lithgow, Brendan Fraser, Cara Jade Myers, Janae Collins, Jillian Dion, William Belleau, Jason Isbell, Louis Cancelmi, Scott Shepherd, Talee Redcorn, Yancey Red Corn, Everett Waller, Tatanka Means, Tommy Schultz, Sturgill Simpson, Ty Mitchell, Gary Basaraba, Pat Healy, Steve Witting, Steve Routman, Michael Abbott, Jr., Jack White, Pete Yorn, Larry Sellers, Barry Corbin

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