世界中で愛されているアメリカのファッションドール"バービー"を『レディ・バード』、『ストーリー・オブ・マイライフ』のグレタ・ガーウィグ監督が映画化。
主演はマーゴット・ロビー、共演にライアン・ゴズリング、アメリカ・フェレーラ他。
MOVIXのドルビーシネマにて鑑賞。外国人の観客がかなり多かった。
"バービー"を映画化って聞いた時は失敗しそうにしか思えなかったんだけど、ポップでキャッチーでありながらちゃんと現代的なテーマ性を持たせた作品になってて良かった。
フェミニズムっていうか女も男も関係なく古臭いジェンダー観に囚われない自分らしい生き方をすることが描かれてる。
特にアメリカ・フェレーラ演じる人間の女性が心情を吐露するシーンは共感しかない。
でも基本的にはちゃんとエンターテイメントしてるのが良いんだよね。
ブラック気味だけどコメディタッチでけっこう笑えるし楽しかった。
見る前から分かってたけどマーゴット・ロビーはキュートで聡明でバービーにぴったり。
一方、ケン役にライアン・ゴズリングってどうなの?って思ってたのに、頭空っぽなマッチョ感がなんかキモくてサイコーだった!!
ライアン・ゴズリングの演技力凄し!
それから別のケン=シム・リウの笑顔がめっちゃ良かったなぁ。
二人のダンスバトル最高だったよ。
さらに、また別のケン役で「ヴェラ」のマーカス(キングズリー・ベン=アディル)出てきた!
マーカスにこんな陽気なイメージなかったからすっごいギャップで面白かったな。
その他「アグリー・ベティ」のアメリカちゃんに、「ブルース一家」のマイケル・セラ(アラン役)、さらに別のバービー役で「デリーガールズ」&「ブリジャートン家」のニコラ・コクランも出てたし、海外ドラマ好きとしてはめっちゃ楽しめるキャスティングでした。

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