
この「犬島精錬所」は明治末期に銅の精錬所として開設されたものの、銅価格の暴落によってたった10年ほどで操業停止になってしまったそう。
その後、約100年の間、ただ朽ち果てていた施設をベネッセが買い取り、美術館として再生させたという経緯があります。
門を入ると、「カラミ煉瓦」と言われる黒いレンガの塀がお出迎え。
写真を取りまくりたくなる風景でテンション上がる~


このレンガの奥にモダンなアートスペースがあるので、まずは入館。
アートスペースの内部は撮影禁止。
最初の鏡と光を使ったアートは面白いと思ったけど、三島由紀夫を題材にしたアートはあんまりピンとこなかったな。
↓こちらがアートスペースの建物の一部。

アートを見た後は精錬所の遺構部分を見て回る。



古いといっても近代建築なのに古代遺跡のようにも見えて、時が止まったような感覚になる場所だった。
不穏な感じの曇り空だったのも神秘的な雰囲気を醸し出していて良かったなぁ。
アート作品より圧倒的にこの精錬所の建物自体に惹かれてしまいました。
美術館を後にし、そろそろランチタイム。
チケットセンターに併設されたカフェがタイミングよく空いていたのでこちらで頂きます。
食べたかった"たこめし"が売り切れだったので"犬島のお弁当"をチョイス。

いろんなおかずが入ってて、ごはんもそれぞれ味付けが違ってて(赤飯が入ってて嬉しい)美味しかったな♪
そうこうするうちに、そろそろ船の時間。

高速船に乗って犬島を後にし、1日目に行った豊島を再びめざします。
真夏の瀬戸内一人旅13へ続く。

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