「比類なきジーヴス」&「よしきた、ジーヴス」P・G・ウッドハウス

文春版のウッドハウス選集(「ジーヴズの事件簿」&「エムズワース卿の受難録」)を読んでハマってしまい、とうとう国書刊行会版も買っちゃいました。

こちらはすべてジーヴスもので、今のとこ5冊出てます。
けっこう売れたらしく、この後まだ2冊出る予定らしい!

とりあえず最初の2冊を読了。
「比類なき~」は「ジーヴズの事件簿」と収録作がほとんどダブってます。
でも訳者が違うので、微妙に雰囲気が違う。
どっちが好きかは好みの問題かなぁ。
私は最初、国書版の訳はちょっと古臭い感じがして馴染めなかった。
でもある程度読み進むと、慣れてそんなに気にならなくなりました。

「よしきた~」は長編です。
白いメスジャケットをめぐってジーヴスとの関係をこじらせたバーティ。
そんな彼の前に様々な問題が!
なんとかジーヴスに頼らず事態を収束させようとすれども、事態はどんどんこんがらがっていく...
やっぱりジーヴスがいないとダメなのねぇ。
でもこのバーティのダメダメさが好き。
ほんと愛すべきキャラだよね。
ダリア叔母さんとかガッシーとか脇のキャラクターも強烈で面白かったです!
ただ、ジーヴスの出番が少ないのはやっぱりちょっと寂しいな。

比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション) - ウッドハウス,P.G.
比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション) - ウッドハウス,P.G.

よしきた、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション) - P.G. ウッドハウス, Wodehouse,Pelham Grenville, たまき, 森村
よしきた、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション) - P.G. ウッドハウス, Wodehouse,Pelham Grenville, たまき, 森村

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック