映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』

原題:Women Talking(2022年アメリカ) 架空の村を舞台に性被害にあった女性たちが自らの未来のために話し合いを重ねる姿を描いた作品。 ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー共演。 サラ・ポーリーが監督&脚本を務め、今年のアカデミー賞脚色賞を受賞しています。 淡々とした会話劇なのだけど、その内容はめちゃくちゃ濃厚で引き込まれた。 自身の尊厳、信仰心や…

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映画『アフターサン』

原題:aftersun(2022年アメリカ) 父親と過ごした夏休みを、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点で描いたヒューマン・ドラマ。 監督はこれが長編デビューとなるシャーロット・ウェルズ。 父親役ポール・メスカルがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていました。 この親子についての背景の説明はほぼ無く、行間を読ませるタイプの作品。 時折挟まれる成長したソフィの姿、父親の不…

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「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」@あべのハルカス美術館

7月初めの平日、大阪へ買い物行ったついでにあべのハルカス美術館へも寄ってきた。 「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」と題された展示がなかなか面白そうだったのだ。 明治の工芸品とその技術を継承しつつ新たな表現を生み出す現代アート作品が展示された作品展。 とにかくその技術の凄さに圧倒されるし、めちゃくちゃ楽しかった! 一部作品は写真撮影OKだったので撮ってきたよ。 しょっぱな…

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瀬戸芸2022秋二日目⑤~高見島その2

息を切らして階段を上がりなんとか展示場所に到着。 まずは「はなのこえ・こころのいろ」。 鮮やかでパワフルな花の絵が一面に。 なかなか印象的な作品だった。 上の階には「高見島パフェ」という作品。 古民家に突如現れるめっちゃガーリーな空間。 パッと見造花のように見える薔薇はなんと砂糖でできてるのだ! 少しづつ溶けて日々変化していくそう。 帰りの船の時間までまだ1時…

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瀬戸芸2022秋二日目④~高見島その1

いろいろあった6月が終わりようやく落ち着いてきたので、去年の瀬戸芸旅の続きをあと2回ほどで終わらせようと思います。 粟島から高見島へは船で約25分。(瀬戸芸期間中のみ運行) 高見島には2016年の秋会期に来て以来なので6年ぶりとなります。 船を降りてすぐのところに大きな赤いオブジェが出来てました~ 「Merry Gates」というタイトルで変わった形だけど"門"なんだね。 …

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